のもとよしみ通信 No.58(2021年10月)
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12月議会の日程
11月 12日(金) 本会議 22日(月)、24日(水) 本会議 26日(金)~12月2日(木) 各常任委員会 12月 13日(月)~17日(金) 本会議(一般質問・採決) ※のもとは、一般質問を行う予定です。
市のホームページから中継や録画をご覧いただけます。 -
議会報告会
やりたいこと 市に期待すること2020年度の決算や市の現状をご報告します。また、長引くコロナ禍で、生活や考え方、
まちの様子に変化を感じている方も多いと思います。困りごとや心配事、
やりたいことや市に期待することなど、お聞かせください。
お待ちしています!日にち /11月7日(日) 参加費無料
相模湖公民館 10時〜12時
城山公民館 14時〜16時
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bookmark議長選出は議場での選挙を提案中
私たち颯爽の会は、議長を指名推薦で決めず、議長に立候補したい議員が議場で所信表明を行い、全議員の投票で決めるよう提案しています。選出の過程を公開し、市民に開かれた議会をめざします。議会運営委員会での協議と結果にご注目ください。
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bookmarkのもとの疑問から誤記載が発覚
監査委員(有識者2名、議員2名)が決算書類について審査し、意見をまとめた『相模原市決算審査意見書』。昨年度の決算を調査中、私が疑問点を指摘したところ、重要な誤りが発覚。複数の誤記載も見つかり、修正へ。監査への信頼が揺らぐ、由々しき事態です。原因の究明と再発防止策を注視していきます。
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bookmarkコロナと大雨 複合災害へ対応を
自宅療養者が急増中の8月15日、大雨で避難指示が発令、ご家族から療養者の避難先を尋ねられ、市に確認してお伝えしました。市が定めた要領では、自宅が土砂災害警戒区域や浸水想定区域にある療養者に、災害時の避難について記したリーフレットを配布することになっていましたが、感染者対応に追われ、実施できていませんでした。
避難情報は命に関わります。猛省を促し、複合災害に備え、要領の内容と運用を早急に見直すよう要請し、迅速な対応ができるよう改善を図るとの答弁でした。注視していきます。
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bookmark自宅療養者への生活支援を
自宅療養者への訪問医療は実現しましたが(4ページ参照)、県の配食サービスには日数がかかり、買い物やゴミ出しに困る方がいます。生活支援の実施を求めたところ、他市の実施状況などを参考に検討するとのこと。県と覚書を結び、県保健所から個人情報を得て生活支援を行う自治体もあります。市で保健所を設置しているメリットを生かし、迅速かつ市民目線の生活支援をすべきです。
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bookmark市民を混乱させた ワクチン接種予約
高齢者から始まったワクチン接種。予約電話等がつながらず、お叱りと不安の声が多く届きました。また、市民同士で先を争うような状況や情報格差も生じています。国からの情報が遅く、ワクチンの安定供給に問題があることが、一番の原因ですが、制度設計や市政運営には、格差や分断、不公平感を生まないよう、工夫を求めました。新たな知見や考え方に基づく様々な方法を積極的に研究するとのことです。
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bookmarkコロナ禍の2020年度決算 規模は過去最大 貯金は増加
厳しい緊縮財政で編成された昨年度予算。コロナ対応を含め、15回の補正予算が組まれ、予算で3072億円だった一般会計の歳入総額は、決算では3905億円に(833億円増)。最大の増額要因は、1人10万円の特別定額給付金(決算額720億9216万円)で、この給付金を含め、コロナ関連事業の財源は、多くが国からきています。
減ると見込んだ市税収入は、前年度並みを維持し、イベントや事業の中止、縮小等で歳出が抑制された結果、実質収支※は100億円を超える黒字に。また、財政調整基金の年度末残高も、減るどころか増えて(グラフ参照)、予想外の決算となりました。コロナの影響を受けない市民や堅調な事業者がいる一方で、生活保護世帯は増え続け、生活や経営に苦しみ、自殺や倒産に追い込まれる方々もいます。市民の分断や格差の広がりが懸念されます。市民に寄り添った相談窓口と支援、セーフティネット機能の強化を求めました。
コロナ禍で疲弊した市民と事業者をどう支え、持続可能でこれからの時代にふさわしい活気あふれるまちをどう創っていくのか、今後の市政が問われます。会派として様々な提案と要望を行い、決算認定には賛成しました。
※実質収支=形式収支(歳入総額—歳出総額)—翌年度に繰り越す財源
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bookmark令和元年度東日本台風の復旧・復興
復旧工事は、藤野北小の復旧工事、林道16路線、小原市有林の復旧を除き、今年度中に概ね完了しますが、支援を継続している世帯が23世帯、既存の制度で対応できない民地等の被災箇所が26カ所、残っています。
引き続き、復旧工事の完了と災害に強い森林づくり、市民に寄り添った支援を求めていきます。
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bookmark熱海での盛土崩壊 必要な法整備気候危機を踏まえ、安全の確保を
多くの人命が奪われた熱海市の盛土崩壊。再三の行政命令に従わず、不適切な盛土をした末の人災と言えます。残土は、廃棄物と同様、排出した業者が処分まで責任を持つ一貫した仕組みが必要です。法整備に向け、本市が積極的な役割を果たすよう、求めました。
牧野の採石場跡地(リニア残土の処分予定地)は、7月に市が土砂条例の許可申請を受け付け、洗堀箇所の復旧は、県が森林法に基づき審査中で、県と市で情報共有を図りながら、土砂の崩落や流出の防止、環境の保全に対応するとのこと。また、(仮)津久井農場計画は、何も手続きが進んでいないことを確認。気候危機を踏まえ、中長期的な視点に立った安全の確保と慎重な対応を要請しました。
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bookmark急激に広がるナラ枯れの対策を
年前に南区で確認されたナラ枯れが、今年は緑区の公園や森林にまで広がり、環境への影響や倒木、土砂災害を心配する声が届きます。そこで、速やかに実態を調査し、ナラ枯れ対策や森林整備の方針を定めて対応することや国等に財源を求めることを促しました。
10月末までに被害状況の調査を行い、危険度合いに応じて伐採を進め、財源確保と情報収集に努めながら、効果的に取り組むとのこと。炭焼きを行う地域住民との連携や樹木の生命力を活性化させる手法も提案しました。
※ナラ枯れは、森林病害虫であるカシノナガキクイムシが、病原菌である「ナラ菌」を媒介してブナ科の広葉樹に穿入し、枯死させる樹木の伝染病。
城山地区のナラ枯れ 浦山利博氏によるドローン撮影画像 8月22日撮影
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bookmark家庭のオンライン環境整備の遅れ問われる教育委員会の姿勢
今年1月に全児童生徒の1人1台タブレットの整備は完了。6月に実施した家庭への持ち帰り調査では、接続できなかった家庭が6.1%ありましたが、教育委員会はいつまでに環境を整えるのか、目標を示していませんでした。夏休み中に個別の要因を確認し、対応していれば、2学期の臨時休校や自主休校に備えられたはずです。
9月3日にコロナ不安で欠席した児童生徒は、550人。オンライン学習には様々な課題があることは理解しますが、生活のリズムを調え、友だちとのつながりや学習への意欲を保てるよう、朝の会の健康観察や授業の配信はできるはずです。教育委員会として「誰一人取り残さない」姿勢を明確に示し、学びの保障と先生方のサポートをしっかりと行うよう要請しました。(9月中に全教員を対象に研修が行われ、10月から右記の内容は全校で実施可能になりました。)
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bookmark子どもの事故予防 園バスでの熱中症死を受けて
福岡県で園児が送迎バス内に放置され、熱中症で亡くなったことを受けて、市が調査を実施。保育所や幼稚園等292施設のうち、送迎バスを利用する97施設のすべてで、運転手以外の職員が同乗し、乗降時には点呼を行っていることを確認できたそうです。一方で、連絡がなく欠席している児童の確認や安全対策等を定めたマニュアルの整備に課題が見られ、対応の徹底を周知したとのこと。実際に改善が図られたか、確認するよう求めました。
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bookmark公園や学校の遊具等 点検と工夫を
全国の公園や学校で、遊具や施設の劣化、破損による事故が起きています。本市の点検方法を尋ねたところ、日常点検は施設管理者が、定期点検は有資格者が実施しているとのこと。
破損等があった場合の安全の確保と速やかな修繕に努めるとともに、遊具の対象年齢や危険な行為、服装をわかりやすく表示するなど、市全体で事故予防につながる取組を進めるよう促しました。
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bookmark実現しました!
自宅療養者への医療体制
第5波でコロナ感染者が急増し始め、自宅療養者を支える医療体制を急いで実現するよう粘り強く働きかけました。モデル実施を経て、9月1日から運用開始に。医師会と医療機関のみなさまのご協力に心より感謝いたします。
多様な幼児教育に経済的支援
森のようちえん等の多様な幼児教育は、子どもの育ちを支える大切な場ですが、幼児教育・保育の無償化の対象外となっています。国が制度化した月額1人2万円の給付を今年度から行うよう求め、9月議会で予算がつきました。条件を満たす園の保護者に、4月に遡って給付されます。
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bookmark中山間地域の医療のあり方を検討中
津久井・相模湖・藤野地区における医療提供体制の確保と6診療所の運営について検討が始まりました。各地区まちづくり会議や市民アンケート、懇話会(委員は医療関係者、学識経験者、地域住民12名)を経て、来年7月頃に基本的な方向性の案が示されます。
安心して医療が受けられ、地域住民のニーズを踏まえた質の高い医療が保障されるよう、求めていきます。
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bookmark少子化と施設の老朽化に対応 津久井地域の公立保育所等
相模原市の出生数の推移は、表の通り。少子化が進んでいます。
相模湖の千木良保育園は今年度で廃止し、相模湖こども園へ集約。藤野では、2023年度に日連保育園をふじの幼稚園に集約し、両方の機能を持つ認定こども園へ移行。城山では、来年度、城山幼稚園を廃止して園舎を新築し、2026年度に城山西部保育園、城山中央保育園を集約して新保育所を開園する予定です。
より充実した保育サービスが提供されるよう働きかけていきます。また、津久井地域では、津久井総合事務所周辺の公共施設の再編・再整備に向け、市民対話ワークショップを実施中。未来志向の、いろんなアイデアや工夫を期待します!
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bookmark脱炭素ロードマップが完成!
昨年9月、「さがみはら気候非常事態宣言」で2050年の二酸化炭素排出量実質ゼロをめざすと宣言した相模原市。2023年3月に『第2次相模原市地球温暖化対策計画』を改定するまでの指針となる「さがみはら脱炭素ロードマップ〜2050年脱炭素社会の実現に向けて〜」を策定し、既存の取組を強化し、新たな取組も追加しました。未来は変えられます!気候危機を「自分事」とし、身近なことから取り組みませんか?
▶︎さがみはら脱炭素ロードマップ〜2050年脱炭素社会の実現に向けて〜
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