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相模原市市議会議員 緑区
のもとよしみ

のもと よしみ通信 No.59

  • 公共の役割を果たし、市民とともに未来を拓く

    コロナ禍で大切な人と会えず、触れ合うこともできず、辛く寂しい思いをしている方は少なくありません。大切な人との楽しい時間を思い描きながら冬を乗り越え、心の春が1日も早く訪れることを願っています。

     

    昨年開催された行財政構造改革プランの説明会は4回のみ(各区1回と津久井地区)。市長が出向き、自ら説明したことは評価できますが、問題はプランの中身です。財政主導で歳入に合わせて歳出を抑制し、自治体運営を持続可能にするという考え方は危険です。高齢化と人口減少が進み、コロナ禍で一極集中のまちのあり方や働き方が見直される中で、まずは公共の役割を考え、行政改革の方針を示し、市民サービスや公共施設等のあり方について市民と対話すべきです。 

     

    今年も市民目線を忘れず活動します。

    春の女神 ギフチョウ(藤野地区牧野にて)
    写真:三宅岳氏
    生息地の近くで谷埋め盛り土計画が進行中(詳しくはこちら

  • 3月議会の日程

    2月15日(火) 本会議(提案説明)
    24(木)、25(金) 本会議(代表質問)
    3月1日(火)~7日(月) 各常任委員会
    18日(金)、22日(火)~24日(木) 本会議(一般質問)
    25日(金) 本会議(採決)

    ※市のホームページから中継や録画をご覧いただけます。

  • 新春のつどい
    津久井の自然は宝の山

    野生鳥獣も放置された山も貴重な資源。
    ゲストをお迎えし、地域活性化を考えます。

     

    日にち/ 212(土)

        午後3時〜5時 参加費無料

    場 所相模湖交流センター 研修室

     

    竹内陶子さん(里の案内人) 

    「野生鳥獣の命をいただき尽くす」
    鷹木恵美子さん、信介さん(木²工房kini) 

    「里山のくるみを活かす」

     ※定員30名。先着順です。予約も承ります。

    子育て給付金、現金支給へ

    • bookmark子育て給付金、現金支給へ

      コロナ禍の子育てを支援するため、18歳以下の子どもがいる世帯に1人10万円を給付する国の事業。颯爽の会は、多額の事務費や業務量が増えるクーポン券ではなく、全額現金にするよう、市長に要請しました。自治体の裁量が認められ、市長は現金給付を表明!これで入学や新年度の準備にも間に合います。国の判断が遅く、年内の振込は5万円だけで、残りの5万円は1月になります。国も地方もムダ使いはご免です!(詳しくはこちら

       

       

       

    • bookmarkA&A百条委員会 遅々として 進まず 3月末まで調査期限延長

      3月に設置した百条委員会は、証人喚問等で会派間の合意が得られず、真相究明と現状の打開には程遠い状況です。議会の存在意義が問われています。

  • 12月議会報告 一般質問

  • 谷埋め盛り土問題浮上

    • bookmark山の中にフットサル場建設?

      緑区藤野地区の牧野で、谷を埋め立て、フットサル場を建設する計画が浮上し、地域住民に不安と驚きが広がっています。

       

      ここは、かつて残土問題で住民生活が脅かされ、県が行政代執行(税金による工事)を行った場所で、度々議会で取り上げてきました。

       

      市に提出された資料では、約3ヘクタールの区域内にフットサル場5面と管理棟を建設、工期は令和4年7月からの5年間という計画になっていて、運び込まれる土砂量やダンプ等の運行台数は不明とのことです。

      フットサル場建設予定地

    • bookmark土砂条例の許可は不要 なぜ?

      合併後、市の盛土条例では、中山間地域の谷埋め盛土に対応できないと訴え、地域住民と職員が何度も協議し、改正案を作っていただきました。それが「相模原市土砂等の規制に関する条例(以下、土砂条例)」です。

       

      ところが、今回の事業は、土砂条例の許可は不要と聞き、愕然としました。理由は、フットサル場は都市計画法の「第2種特定工作物」で開発許可の対象となり、市の開発事業基準条例(以下、開発条例)が適用され、他の法令で許認可を受ける埋立ては、土砂条例の許可が不要になるからとのことです。(仮称)津久井農場計画もフットサル場建設も埋立て行為は同じなのに、土地利用の目的で許可が不要になってしまう。理不尽ではないでしょうか。

    • bookmark土砂条例の許可不要で生じる課題

      都市部の開発は、完成後の土地利用で利益が生まれるため、事業中に厳しく監視しなくても適切に工事が進められるかもしれませんが、谷埋め盛土は、土砂を搬入さえすれば利益が得られます。そこが大きく違います。

       

      数々の苦い経験から、土砂条例では、万が一に備えて、土砂量に応じた保証金を事前に納めること、土地所有者は事業中も事業後も土地を適切に管理する義務を負うことを規定しています。

       

      また、事業の説明会等も、100m以内の住民や自治会を対象とし、自治会と協定を結ぶ努力義務も定めています。狭隘な生活道路を大型ダンプが運行したり、川へ土砂が流入して希少な生物や生態系を壊したりするなど、周辺住民や環境への影響が大きいからです。一方、開発条例の住民説明は、わずか20mの範囲にとどまります。

    • bookmark県も市も情報共有と連携を

      市にとって、谷埋め盛り土を伴う開発事業は初めてのことです。質問を通して、土砂条例と開発条例の違いや今回の開発事業に係る問題点について、市長や職員のみなさんと認識を共有できたと思います。その上で、開発条例や道路を所管する都市建設局、土砂条例や森林、里地里山を所管する環境経済局、さらには、県の土地利用調整条例や森林法を所管する関係各課が情報を共有し、連携を強化して、住民生活と環境を守り、市民目線と将来への責任を持って対応していただけるよう、強く求めました。

       

      本事業では、工事の安全性を確保するため、開発許可に一定の条件を付すなどの対応も検討するとのことです。

    • bookmark発生元が責任をもつ法の整備を

      盛り土問題への対応は、自治体の条例では限界があります。国は、熱海の土石流災害を踏まえて、全国の盛り土の総点検を行い、有識者検討会で新たな法制度を検討しています。廃棄物処理のように、発生させた事業者が最後まで責任を持つ包括的な法整備を切望します。

    • bookmarkよろづ相談いつでもお気軽に!

      子育てや介護、生活の困りごとや道路や公共施設等の修繕、市への要望など、お気軽にご相談ください。まずは、事務所(042-682-6301)にお電話を!

  • 市民協働の推進を

    • bookmark私たちのまちは私たちの手で

      津久井地域では、高齢化と人口減少で自治の力が弱くなっています。旧市では、今後、高齢者の急増やコミュニティの希薄さから、多くの問題を抱えることが予想されます。一方、市が提供できる市民サービスは、財源的にも、マンパワーの面でも限界があります。市民が地域の課題を自分事と捉え、主体的に解決に取り組み、協働していく文化を根付かせることが極めて重要ではないでしょうか。

       

      まちづくりセンターで担えないものは区役所が、区役所で担えないものは本庁が補完するという考え方で都市内分権を進めるよう促しましたが、「区役所と各局との連携強化を図る」という答弁だったため、他自治体の例を挙げ、検討を求めました。

    • bookmark区役所等は目的を果たしているか

      区役所は、「区の特色を活かしたまちづくりと市民と行政の協働を推進する拠点」として、まちづくりセンターは、「地域における自主的・自立的なコミュニティ形成を促進する拠点」として設置されました。その目的は果たされているでしょうか。

       

      総合事務所の職員数は、合併直後より減っていますが、それ自体が問題ではありません。マンパワーで保障されていた市民サービスやまちづくりがどうなっているか、市民福祉が向上し、市民と職員が協働できているかを検証し、設置目的が果たせるよう、改善を求めました。

    • bookmark区民会議等は多様な意見の反映を

      新潟市では、市長等が重要な施策の決定や変更をしたり、公共施設の設置や廃止をしたりする場合、「区自治協議会」(本市の区民会議)の意見を聞かねばならず、協議会は調査や建議(意見の申立て)も行うなど、地域代表として重要な役割を担っています。委員の選出過程は公表され、女性が45%以上、特定の年齢層に偏らない、委員の一部は公募等の決まりもあります。

       

      本市の区民会議やまちづくり会議も、多様な意見を反映しながら、自ら課題を見つけ、解決に向けて取り組めるよう、見直しを求めました。調査し、検討するそうです。ちなみに、本市の区民会議の現在の女性比率は、緑区8%、中央区32%、南区40%です。

    • bookmark地域活性化交付金は有効に活用を

      市民参加と協働による地域活性化をめざし、1地区300万円で始まった交付金ですが、申請が減っており、29年度からは250万円、今年度はさらに減額されています。

       

      公平性が求められる市の事業では対応が難しい地域課題も、実情に合わせて住民が工夫することで解決や安心につながります。区民会議やまちづくり会議の関わり方を見直すなど、有効な活用に向け、具体的な提案を行いました。

    • bookmark協働事業提案制度を阻む要因には

      標記制度の提案数、プレゼン数、採択数は、ドンドン下がっています。

       

      市民協働推進審議会では、団体の提案に庁内の課が対応しにくい等の意見が出されています。協働を疎外する要因を1つ1つなくしていかないと協働は進みません。

       

      予算がないからと思考停止するのではなく、本質的な解決を図る努力を要請しました。

    • bookmark協働推進のため 多様な主体が 連携・交流できる環境を

      市は、SDGsの理念を踏まえ、地域課題の解決や「誰一人取り残さない」持続可能なまちづくりに、ともに取り組んでいただける企業・団体等を「さがみはらSDGsパートナー」として募集しています。12月10日現在の登録数は、517(個人事業主も含む)。

       

      多様な主体が協働できるよう、プラットフォームの設置を求めたところ、新たな連携を生み出す仕組みとして、ホームページ上に掲示板をつくり、誰もが閲覧できるようにするなど、プラットフォームの1つとして効果的な仕組みとなるよう、検討を進めていくとのことです。今後に期待します。

      SDGsの推進にも
      超小型モビリティ(二人乗りEV 車)で
      レンタル事業の実証実験

    • bookmark3回目のコロナワクチン接種

      本市の2回目接種率は85 .1%(12/23現在)。3回目接種は、国の指示で「2回目接種から原則8カ月経過後」で準備が進められてきましたが、国から前倒しの通知があり、医療従事者や高齢者施設等の入所者・従事者には6カ月経過後に、高齢者の集団接種は7カ月経過後にするなど、可能なかぎり早められます。

       

      ワクチンが確実に届くことと接種体制の構築が鍵となります。オミクロン株の広がりが懸念されます。気を抜かずに感染予防に努めましょう。

    • bookmark10万円の子育て臨時特別給付金 申請が必要な場合があります

      現金支給される10万円は(1ページ参照)、15歳以下の子どもがいる家庭は、児童手当受取口座に自動的に振り込まれますが、16〜18歳(平成15年4月2日〜平成18年4月1日生まれ)の子どもや3月末までに赤ちゃんが生まれた家庭は申請が必要です。申請方法は市のホームページをご覧ください。

       

      今回の給付金は、子どもにではなく、世帯に支給されるため、DVや児童虐待等の事情で家を離れている子どもの元には届かず、自治体の裁量も認められていません。現金のバラマキではなく、子育て・子育ち支援のための基金として積み立て、自治体の裁量に任せた方が、きめ細やかで効果的に使えます。国のコロナ対応は、ムリ、ムダ、ムチャが多すぎます!

  • おすすめの一冊

    • bookmarkおすすめの一冊

      「山に生きる」

      三宅 岳 (緑区牧野在住)

      山と溪谷社 1760円 

       

      日本の古き山仕事は、刻一刻と姿を消しつつあります。この本は、貴重な民俗学的記録であり、ヒューマンドラマであり、渾身のルポルタージュです。

  • 実現しました!

    • bookmark渋滞緩和に一工夫

      プレジャーフォレストのイルミネーション期間中、施設側からの左折車が続き、県道517号から国道412号へ出られないという声が。職員と津久井警察署員が迅速に動いて、夜間の信号時間を工夫してくださいました。ありがとうございます!

    • bookmark市民からの連絡で 危険木を伐採

      事故を防ぐことができました!

      教えていただいたことに感謝です!!

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