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相模原市市議会議員 緑区
のもとよしみ

ブログ

  • 活動日誌
「欧米から学ぶ子ども虐待対応と新しい里親支援」に参加

昨日は、日本女子大へ。社会的養護が必要な子どもや里親を地域で支えようというプロジェクトに参加してきました。

3人の講師のお話とパネルディスカッション。ワークショップに研修と実践の報告と盛りだくさん。参加者も札幌市や福岡市など全国から。

NPO法人フローレンスの駒崎弘樹さん。ぜひお話を聞きたいと思っていた社会的起業家。その行動力には、驚かされます。

病児保育、待機児童対策、障害児保育、ひとり親支援、こども宅食…。最近では赤ちゃん縁組(特別養子縁組)も。次々と社会的課題の解決モデルを立ち上げ、NPOで寄付金を募りながら、事業へと発展させ、それが全国の自治体の政策として広がっています。

日本女子大の和泉広恵先生。NPO法人里親子支援のアン基金プロジェクト理事長。米国発の里親家族支援、「モッキンバード・ファミリー」の日本導入を目指して活動中。ベテランの里親家庭とその家庭につながる6〜10家庭を一つのグループとし、グループ内で交流や子どものレスパイトを行って、それを里親支援機関が支えるという仕組み。

長野大学の児童精神科医でもある上鹿渡和宏先生。英国のフォスタリングチェンジ・プログラムの紹介。子どもの視点を重視して、里親が「自分で問題を見つけるための方法や考える枠組みを与えるプログラム」。

日本の里親を取り巻く課題が多い中、里親委託率を高めていくには、里親の支援は欠かせません。

どなたのお話も実践的で、成果が上がっていて、とても刺激を受けました。

モッキンバード・ファミリーの研修に米国に行かれた里親さんたちによる実践報告では、新たな仕組みをより良い養育環境に活かそうと頑張っていらっしゃる姿に感銘を受けると同時に、児相との関係や里親制度の課題も見えてきて、いろいろと考えさせられました。

相模原市でもみなさんと力を合わせて、前進させていきたいと思います。

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