- 日記・コラム・つぶやき
- 相模原市政
千葉県野田市の小4女児死亡事件に考える
千葉県野田市の小4女児死亡事件。次々に明るみに出る児相と教育委員会の対応のまずさ。
関わった大人の誰か一人でも、10歳の女の子の気持ちに寄り添っていたら、こんな事件にはならなかったのではないか。
校長や市教委の職員が恐怖を感じるほどの父親。
先生に助けを求めた女の子が、大人の誰も自分のミカタにはなってくれないとわかった時から、どんな思いで毎日を過ごしていたのかと思うと胸が苦しくなる。
相模原市では、子どもの権利条例を定めた。子どもの権利相談室も設置した。
しかし、大切なのは、ひとりひとりの子どもの権利が保障されているかどうか。苦しんでいる子どもに寄り添い、課題の解決に向けてともに歩む大人がいるかどうか。
子どもの命と心を守るためには、安心して心を開ける大人の存在が必要。
守秘義務は、信頼関係を築く大前提となる。
女の子を守れなかった児相と教育委員会の責任は果てしなく重い。