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相模原市市議会議員 緑区
のもとよしみ

のもと よしみ通信 No.54

  • 政令指定都市初! 気候非常事態宣言を表明

    9月30日、「さがみはら気候非常事態宣言」が議員全員の賛成により可決され、同日、本村市長が宣言を行いました。9月末現在、全国で27自治体が宣言を行っていますが、政令指定都市では初めてです。昨年12月議会で、台風第19号で甚大な被害があったことを機に、相模原市も宣言をと提案し、3月議会では、SDGsの理念に沿って政策を見直し、市民と共有できる明確な目標「2050年二酸化炭素排出実質ゼロ」を掲げるよう求めていました。宣言を望んでいたみなさん、お待たせいたしました!

     

    今年4月からスタートした「第3次相模原市環境基本計画」等の各種計画は、国の長期目標と同じ2050年80 %削減(2013年度比)を前提としています。総務委員会では、より高い目標を掲げた宣言の実効性を高めるため、アクションプランを策定し、「SDGs未来都市」やシティプロモーションとも連携させながら、市全体で効果的、戦略的に取組を進めるよう求めました。子どもと地球の未来をより良いものに変えていくために、今わたしたちができることを考え、行動していきませんか?

    皮むき間伐を体験する子どもたち 
    藤野地区名倉にて

     


     

    さがみはら気候非常事態宣言に掲げられた取組

     

    1. 1.深刻化する集中豪雨などの自然災害、猛暑による健康被害などから、市民の命と生活、安全を守るため、地域特性に基づく気候変動の影響への適応策に取り組みます。
    2. 2.省エネルギーの推進や再生可能エネルギーの活用、いきいきとした森林の再生等に取り組むことで、脱炭素社会の実現に向け、2050年の二酸化炭素排出量実質ゼロを目指します。
    3. 3.気候変動問題について、市民、企業、団体、行政等あらゆる行動の主体が情報を共有するとともに、相互に連携及び協力をし、全市一丸となって行動します。
  • 12月議会の日程

    11月18日(水) 本会議
    27日(金)、30日(月) 本会議(代表質問)
    12月2日(水)〜4日(金) 各常任委員会
    15日(火)〜18日(金) 本会議(一般質問・採決)

    ※のもとは代表質問を行います。
    ※市のホームページから中継や録画をご覧いただけます。

  • 議会報告会
    本村市政1年目の評価と期待すること

    私から2019年度の決算の状況をご報告します。
    また、市政やコロナへの対応、市長や議会に期待すること等、意見交換しませんか?
    お気軽にご参加ください。お待ちしています!

     

    日にち/118(日)

    相模湖公民館 10時〜12時

    城山公民館 2時〜4時

    ※ご都合のよい会場にお越しください。

    参加費無料

    9月議会報告 総務委員会 のもとよしみの一般質問

    • bookmark転換と波乱の1年 決算を認定

      2019年度は本村市政になって1年目。市長室の入口がガラス張りになり、数々の大規模事業が見直され、大量の廃棄物が発出した麻溝台・新磯野第一整備地区土地区画整理事業(A&A事業)は一時中断。検証の結果、職員による不正操作等、数々の問題が明らかになりました。また、持続可能な社会をめざすSDGsを推進するなど、市政は大きく転換しました。

       

      一方、台風第19号による甚大な被害や新型コロナの感染拡大に見舞われるなど、波乱に満ちた年度でした。市長自ら被災現場や医療・福祉現場等に赴き、現状を確認して指示を出し、柔軟な職員配置を行ったこと、職員が激務を遂行したことに敬意を表し、決算認定に賛成しました。

      復旧と爪痕と
      県道517号奥牧野相模湖線にて

       

      ※A&A事業に関する特別委員会は、加山前市長ら5人を参考人として招致し、秘密会で質疑を行いました。内容は委員会での協議の上、公開となります。

    • bookmark来年度予算に活かせる決算に

      横浜市は7月に決算の概要を、9月1日に来年度予算の編成方針を公表しますが、本市は約2か月遅れ。また、他の自治体が財政へのコロナの影響を次々に発表する中、本市は「正確に見込むのは困難」とのこと。来年度予算に決算の審議を活かす姿勢があるかが問われます。公表時期の見直しと財政状況を市民にわかりやすく伝える工夫を求めました。(9月末、来年度の市税収入をリーマンショック時を踏まえ試算すると、今年度より約110億円の減収が見込まれるとの答弁あり)

    • bookmark問われる職員の働き方

      市税は1311億円で、昨年より32億円増えましたが、全体に占める割合は42 .8%と低く、財政力指数は0.889で過去最低に。財政調整基金の残高も68億円で、ピーク時の半分です。一方、市債残高は2722億円(市民1人あたり約38万円)と年々増加しています。コロナ禍の長期化で景気と雇用情勢が悪化しており、大幅な減収と扶助費の伸びが見込まれます。職員の増員を図るのが難しい中、不要な業務や会議を見直し、RPA(事業プロセス自動化技術)を積極的に活用して業務の効率化を図る等、職員ひとりひとりの働き方の質を高めるよう、促しました。

    • bookmark世帯丸ごと支援を

      市の組織は、制度や対象ごとに縦割りです。しかし、市民の抱える困りごとは様々で、いくつもの課題や複雑な問題を抱える世帯も増えています。そこで、市民が相談しやすく、また、世帯丸ごと支援ができるように、高齢、障害、子ども、生活困窮を統合した相談窓口の設置と寄り添い支援ができる人材の育成を求めました。自らSOSを出せない人たちにも積極的、予防的に関わり、包括的で継続的な支援が行われるよう引き続き働きかけていきます。

    • bookmark住み慣れた地域でその人らしく

      コロナ禍で外出の機会が減り、高齢者の筋力の低下や心の健康が懸念されます。また、有酸素運動、筋力アップ、お口の健康、低栄養状態の改善等に積極的に取り組んでいただければ、健康寿命を延ばすことができます。そこで、わかりやすく知ってもらえる工夫を促すとともに、検診や国保のデータベース等を分析し、効果的な保健事業を行うこと、不安が解消できるよう「(仮称)まちかど健康相談室」のような場をつくることを提案しました。

       

      また、日常生活圏域ごとの地域課題を解決する取組を進めること、今後必要となるグループホーム等の入居施設や在宅介護を支えるサービスを確保できるよう、誘導策を検討し、着実に進めることを要請しました。

    • bookmark命と財産を守る土砂条例に

      市の土砂条例は、残土問題で悩まされた体験を踏まえ、厳しい内容になっています。しかし、全国で盛土の崩壊が相次ぎ、市内では大規模事業の計画や県が行政代執行した場所に土砂搬入の動きがあるなど、心配な状況があります。そこで、これらの問題について市の姿勢を質しました。

       

      工事期間は3年を許容限度とし完了させなければならないこと、新たな申請から事業再開までには約2か月かかること、再開までの期間は住民と事業者の協定で定められることを確認しました。

       

      また、県が行政代執行した費用の支払い義務は申請した事業者にあり、土地所有者は転売や土砂の埋立て事業を行えるという見解でした。ずさんな工事の後始末が税金で行われ、完済を待たず、その土地で収入が得られるのは理不尽です。県と市に問題提起し、監視を求めました。一方、市の条例は、所有者の責務を規定しているため、債務は最終的に所有者が負うことを確認しました。

       

      谷を埋める盛土の安全性については、日々研究が進められています。申請の段階でずさんな事業や危険性を見抜き、指導できる職員の育成や新たな知見に基づいた技術基準や安全対策の必要性を訴えました。

    • bookmark皮むき間伐で 市民による森の整備を

      木の皮をむいて立ち枯れさせ、水分が抜けてから伐採する皮むき間伐は、手つかずの人工林を市民の手で整備するのに適しています。林道や重機がなくても運び出せ、化石燃料を使った人工乾燥も不要、精油成分も保たれているため、無垢材本来の魅力を活かして利用できます。何より、子どもから大人まで楽しく活動できます。そこで、皮むき間伐を森の整備、観光資源、教育プログラム、企業のCSR活動等に積極的に活用することを提案し、市長から検討していくとの答弁がありました。

    • bookmark津久井産材の活用を

      森の整備には、経済性も求められます。津久井産材が身近なところで使われ、消費者にメリットがある支援策が有効です。そこで、家具やリフォーム、リノベーション等での使用を促す施策の検討を求めました。津久井産材利用拡大協議会では、ロゴやカタログの作成、ホームセンターへの津久井産材コーナーの設置等の意見が出ているそうです。今後に期待します。

       

      他に、市内の森林の整備状況や木材の生産・流通状況等の全容を把握し、情報をデータベース化して民間事業者等と共有できるようにし、施策に活かすこと、森林の専門職の配置、森の整備・経済の循環・市民等の参加を促すための人材とプラットフォームの設置を求め、いずれも前向きな答弁をいただきました。

      皮むき間伐材で作られた家具(mossrock 製作)
      ひまわり工房(中央区)にて

    • bookmark市立温泉に バイオマスボイラー導入を

      やまなみ温泉といやしの湯は、今年度から緑区役所の管轄になりました。昨年9月議会で施設の改修時にボイラー導入を検討するとの答弁があり、来年度から順次、実施設計と改修工事が行われる予定であるため、改めて気候非常事態宣言を具現化するアクションとして、観光資源や地域経済の循環、災害を防ぐという視点からも積極的に取り組むよう求めました。様々な角度から検討していくとのことです。

  • インフルエンザ予防接種 助成へ

    • bookmarkインフルエンザ予防接種 助成へ

      新型コロナウイルス感染症との同時流行に備え、未就学児(6カ月〜6歳)のインフルエンザ予防接種が本年度に限って助成されます。自己負担額は1回につき1500円(2回接種可。期間10月10日〜12月31日)です。65歳以上の高齢者と60才〜64歳の重い病気を持つ方は、無料で接種できます(期間10月1日〜12月31日)。

       

      ▶︎ 相模原市 インフルエンザについての記事はこちら

  • いきいき広場

    • bookmark実現しました!

      市営上九沢団地 工事へ

      工事中断の決断と鉄棒の撤去、土地の有効活用を求めてきた第4工区。建設凍結から実に18年目。この間、9000㎡の土地が放置されてきました。本村市長になってようやく鉄棒が撤去されました。今後はコスト意識とスピード感のある市政を期待します。

      避難場所が大幅に追加

      台風第19号の後、安全性と現実性を考えて見直すよう求めていた避難場所。9月から53カ所から114カ所に増えました。開設は気象状況等により判断されます。ひばり放送や市のHPなどでご確認ください。

      移動型ソーラー電源を作るワークショップに参加

      藤野電力とMORIMOが初コラボ。津久井産材を使った台車に独立電源を設置。防災対策にもおススメです!最新情報は藤野電力HPで。

      これなら移動もラクラク♡

    • bookmark注意!乳幼児の飲み込み事故

      9月7日、八王子市の認定こども園で、4才の園児が給食で出されたぶどう(ピオーネ、直径約3㎝)を喉に詰まらせ死亡する事故が発生しました。つるつるした丸いものは要注意です。本市では給食に出していないことを確認しましたが、ご家庭でもお気をつけください。4才頃までは「縦に」4つに切ってあげましょう。

       

      この事故を受け、私が所属する「子どもの事故予防地方議員連盟」では、NPO法人 Safe Kids Japan とともに、生産者や事業者の方々に乳幼児の誤嚥を防ぐための表示をお願いしています。同法人がシールとチラシを作成されました。どなたでもダウンロードしてお使いいただけますので、ぜひご活用ください。

       

      ▶︎「4才までは4つに切って」ミニトマトとぶどうのシールはこちらから

       

       

       

    • bookmarkいろとりどり展 2020 (Fujino Borderless Art Exhibition)

      10/31(土)〜 11/12(木)入場無料

       

      会場:藤野芸術の家 fujino だだっコ(旧野山の食堂)

      内容:福祉作業所や学校、宅老所、こどもたちが出展する自由展覧会

      主催:フジノ図工室 ☎ 080-2254-5253

      共催:くりのみ学園、ふじのタンポポ、藤野芸術の家

    • bookmark第1回 昆虫文化のつどい

      10/21(水)〜25日(日)参加費無料

       

      会場:もみじホール城山

      内容:ポスター展示(21日11時から、25日16時まで)昆虫標本展示(10月25日9時〜16時のみ)

      主催:昆虫文化を子供たちに伝える会 ☎ 090-3219-2805

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