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相模原市市議会議員 緑区
のもとよしみ

のもと よしみ通信 No.49

  • 地中から大量の産業廃棄物   工事を中断し、検証へ

    市が南区の麻溝台・新磯野地区で進めていた区画整理事業で、地中からコンクリートやアスファルト、建築廃材などの大量の産業廃棄物が見つかりました。
    本村市長は、のもとの代表質問に対し、産廃の処分費は、約60億円から100億円程度と想定され、
    事業の進め方にも課題があるため、事業を中断し、検証を行うと表明しました。

    急遽開かれた議員全員協議会(6月20日)には、事業の実施を決めた当時の市長、副市長、都市建設局長(現教育長)、部長の姿はなく、検証は新体制で進められます。
    当時も、地下に産廃があることや処分費を負担しきれない地権者が出ることはわかっていました。

    しかし、対応策は検討されないまま、事業は進められたのです。
    本村市長に原因の究明と信頼の回復に努めるよう要請しました。
    私たち颯爽の会は、産廃や土壌汚染などリスクが多いこと、資金計画が杜撰なこと、民間事業者包括委託方式(被災地の復興事業を契機に作られ、市の業務をまとめて委託する方式)の効果に疑問があることを指摘し、反対してきました。
    しかし、自民党、公明党、民主・市民の賛成で議案は可決され、このような事態に至っています。
    改めて議決の重みを痛感しています。
    7月1日に検証組織が設置され、11月に検証の経過が報告される予定です。
    産廃の処分に市民の税金を投入するのか、事業をどこまで継続するのか、重要な決断はこれからです。

    産業廃棄物

    産業廃棄物

  • 9月議会の日程

    8月26日(月) 本会議(提案説明)
    9月3日(火)、4日(水) 本会議(代表質問)、決算特別委員会
    9月6日(金)~12日(木) 各常任委員会
    9月25日(水)~27日(金) 一般質問(登壇します)
    9月30日(月) 本会議、決算特別委員会
    10月2日(水) 本会議

  • 議会報告会
    新市長誕生で変わったこと、期待すること

    選挙後の、市役所や議会の変化をご報告します。また、これからの市政に期待することや地域の課題、子育てや介護、福祉など、気になるテーマについてご意見をお聞かせください。お待ちしています。

     

    日にち/8月10日(土)

    相模湖公民館 研修室 10時~12時

    城山公民館   学習研修室 14時~16時

    参加費無料

    *ご都合のよい会場にお越しください。

    6月議会報告 のもとよしい代表質問

    • bookmark情報の公開と大規模事業の取捨選択については

      これまでは、情報公開を求めても、黒塗りの資料が提出されるなど、開かれた市政とは言えない状況でした。本村市長に基本的な考えを尋ねたところ、「市民との情報共有は大変重要と考えており、情報の公開や効果的な発信を行うとともに、市民との対話を大切にし、いっそう開かれた市政の実現に誠心誠意取り組む」との答弁がありました。また、委託調査の結果は、原則公表するものと考えており、慎重な対応が求められるものは、それぞれの調査内容等をふまえながら判断していくそうです。

      財政状況に照らして、明らかに過剰と思われる大規模事業については、「今年度策定する次期総合計画の財政見通しの中で、次世代への影響や事業効果等を総合的に勘案し、優先順位を判断して真に必要な事業を確実に実施していく」とのことでした。

    • bookmark相模原駅周辺のまちづくりと京王線橋本駅の移設については

      国際会議場や美術館の建設、市役所等の移転を検討してきた相模原駅周辺のまちづくりについては、「まちづくりのコンセプト等を含め、再度検討する必要があると認識しており、改めて検討し、市民の意見を伺いながら方針を決定していく」そうです。

      京王線橋本駅の移設は、駅前広場などの配置やまちの回遊性、市の財政などに大きな影響を与えます。総合的な判断と市民への説明を求めました。

    • bookmarkまちづくり懇談会の見直しと区役所の強化を

      副市長人事に関するのもとの質問に市長は、「まちづくり懇談会には自ら出席する」と答えました。これまでの懇談会は、原稿を読み上げるだけの形式的なものが多いと指摘したところ、今後地区で取り組む必要があるものなどをテーマに、対話により考える懇談会として実施していくとのことでした。

      また、地域の特色や実情に合わせたまちづくりを進めるために、都市内分権を進めるよう求めたところ、「市民に身近な場所での行政サービスの提供や地域課題の迅速かつ効果的な解決が図られるよう、区役所機能の強化を図り、区民主体のまちづくりをより一層進める」との答弁がありました。

    • bookmarkより身近な頼れる市役所にするために

      群馬県渋川市では、出生やお悔やみ、転入などの時に、いろいろな手続きを1か所で済ませることができる「総合型ワンストップサービスコーナー」を設けています。このような市民目線でのワンストップサービスの検討を求めました。「大変利便性が高いものではあるが、人員配置や効率的な仕組みづくりなどの課題もあることから、様々な角度から検討していく」とのことです。

      また、困りごとを抱えた市民や世帯を縦割り行政の弊害や制度のはざまで孤立させることのないよう、芦屋市の先進事例を参考に、福祉相談の丸ごとサポートシステムの検討を求めました。実効性のある仕組みができるまで、粘り強く働きかけていきます。

    • bookmark藤野駅の市営駐車場 民営化へ

      藤野駅周辺にある3つの市営駐車場が、12月29日から(株)タイムズ24のコインパーキングになります。24時間365日の利用ができ、駐車台数も増えます。ただし、駐車料金は、60分100円から30分100円に値上がりします(1日1000円が上限)。定期利用はほぼ現状通りです。インターネット登録やポイント還元、カーシェアリングも実施される予定です。

  • 市民文教委員会

    • bookmark外国人の窓口対応 充実へ

      本年4月、改正入管法が施行されました。背景には人材不足があります。介護や建設、外食産業や農業など、14の業種で在留資格を取得し、働くことが認められました。しかしながら、企業や社会の受け入れ体制が整っておらず、人権侵害とも言える問題も表面化しているなど、様々な課題があります。外国人は「安くて都合の良い労働力」ではありません。

      中国やベトナムなどアジア諸国は、急速に経済発展しています。このままでは、外国人労働者に「選ばれない国」になってしまうのではないでしょうか。それぞれの文化や人権を尊重し、共生していくための基本法や具体的な施策が必要です。

      国の補正予算を活用し、外国人の市民相談を6か国語で対応できるよう拡充し、携帯型電子翻訳機を各区に置いて窓口を充実させます。また、「さがみはら防災ガイドブック」が英語・中国語・韓国語に翻訳されます。外国人市民の状況は区によって異なりますし、ここ数年で急に増えてきた国もあります。さがみはら国際交流ラウンジと連携しながら、必要な支援や対応に努めるよう要請しました。

      本市の外国人住民窓口

      本市の外国人住民窓口

    • bookmark城山地区の公共施設再編へ 有料の公民館条例には反対

      城山地区では、公共施設の再編について説明会や話し合いが行われた結果、保健福祉センターを廃止して公民館にし、総合事務所に保健福祉課、社協、高齢者支援センター、保護司会緑分室が移動することになりました。歓迎の声がある一方で、公民館がバス停から遠くなること、あじさい会館城山分室が公民館になり、有料になることから利用者が減るのを心配する声も聞かれます。利用状況を注意深く見守りたいと思います。

      地域にある公共施設は、地域住民に愛用されるのが一番です。孤立を防ぎ、健康寿命を延ばし、地域コミュニティのセーフティネットを強くするためにも、誰にでも開かれ、気軽に過ごせて、つながれる場の確保はとても大切です。話し合いの結果を尊重し、公共施設の再編には賛成しましたが、有料の公民館条例には反対しました。

  • 2019年度 のもとの仕事

    • bookmark2019年度 のもとの仕事

      颯爽(さっそう)の会 代表

      市民文教委員会(市議13年目にして初!)

      少子高齢化・人口減少社会に関する特別委員会

      公共交通整備促進協議会 理事

      大山丹沢山系鳥獣等問題市町村議員連絡協議会 理事

  • 相模原市議会議員選挙の結果

    • bookmark相模原市議会議員選挙の結果

      第19回統一地方選で、4期目に当選しました。市全体で女性議員は1名増え、46名中10名になりました。これからも是々非々の立場で市政をチェックし、市民目線を大切にしながら、積極的に提案していきます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします

      ◆投票率

      緑区 :(2019年)50.52%  (2015年)47.36%      (2011年)53.07%

      市全体:(2019年)48.85%     (2015年)46.83%      (2011年)50.59%

      ◆のもとよしみの得票数 (2019年)4793票 (2015年)4404票 (2011年)4245票

  • いきいき広場

    • bookmarkおすすめの一冊

      『学校の「当たり前」をやめた。』   工藤勇一著   時事通信社   1800円+税

      学校の「当たり前」をやめた。

      学校の「当たり前」をやめた。

       

      筆者は、現職の千代田区立麹町中学校校長です。「服装頭髪指導を行わない」「宿題を出さない」「中間・期末テストの全廃」「固定担任制の廃止」など、学校の当たり前を見直したことで注目されています。民間人校長と間違えられることもあるそうですが、長い教員経験の中で子どもを目の前にして悩み抜き、「学校は何のためにあるのか」、目的の本質を見極め、適切な手段を考え抜いてきたからこその改革であることが、本書を読めばわかります。

      これから未来を見通すことが難しい時代に、学校はどうあるべきか。ひとりひとりの子どもにとって、学校をもっと意味のある楽しい場所にするためにも、この本を読んで一緒に考えてみませんか?

    • bookmark聞いてきました! 地域での助けあいの輪

      ちょっとした困りごと 気軽に相談してみませんか?

      地域住民サポーターさんが、あなたの暮らしを応援してくれます!

      ゴミ出し、蛍光灯の交換、お買い物、家具の移動、草むしり、話し相手、

      お裁縫、犬の散歩、粗大ごみ出し、散歩の付き添い…

       

      ◆城山地区:あい♡あいセンター

      相談専用電話 080-3577-3301(毎週水曜日 10時~15時)

      サポーター派遣料金:原則1時間以内で500円(1名につき)

      お問い合わせ先:城山地区社会福祉協議会 電話 042-783-1212

       

      ◆藤野地区:おたがいさまネットふじの

      相談専用電話 080-2565-5013 (毎週火曜日 13時~15時)

      サポーター派遣料金:15分以内100円 30分以内250円 1時間以内500円

      (1名につき)

      お問い合わせ先:藤野地区社会福祉協議会 電話 042-687-3361

       

      *他の地区にも同様の制度があるようです。各地区の社協にお尋ねください。

    • bookmark津久井やまゆり園とその基本構想をどんなふうに考える

      津久井やまゆり園事件を考え続ける・対話集会Ⅱ

      地域生活にこだわる母親たちが語る

      ~津久井やまゆり園とその基本構想をどんなふうに考える~

      2019年7月28日(日)14時~17時30分(開場13時30分)

      ソレイユさがみ ミーティングルーム1(定員180名)

      資料代:500円

       

      プログラム:

      • はじめに~二人の映画監督は語る~(各30分)

      伊勢真一監督「やさしくなあに」大河原明子監督「げんちゃんの記録」

      • そして母たちは語る~シンポジウム~(90分)

      平野由香美さん(和己君の母親)西村信子さん(奈緒ちゃんの母親)

      福井恵さん(げんちゃんの母親)

      コーディネーター:浅野史郎さん(元宮城県知事、現神奈川大学教授)

      • 全体討論(30分)

       

      申し込み 担当:杉浦 なるべくメールでお願いします。

      sugi808@infoseek.jp 080-5494-3439

      主催:津久井やまゆり園事件を考え続ける会

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