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相模原市市議会議員 緑区
のもとよしみ

活動報告:目で見る市政の情報

改革プランが与えた影響と損失は甚大! 決算に反対

行財政構造改革プラン(2021年4月策定、以下改革プラン)では、計画期間の7年間で816億円の歳出超過を見込んでいました。「危機的な財政状況」を理由に、改革プランは、事実上、市の最上位計画となり、大規模事業や事務事業の選択と集中、公共施設の統合・廃止が進められました。

 

南市民ホールの廃止や、重度障害者等の福祉手当の廃止・医療費助成の縮小には、強い反対がありましたが、決定は変わらず、市民との協働のプロセスをおざなりにした進め方に、行政不信が広がり、切実な声は今も寄せられます。また、徹底したコストカットと人件費の抑制、新規事業の厳格なルールは、庁内の閉塞感を生み、職員を思考停止状態に陥らせました。

 

一方で、2023年度決算は、3年連続で大幅な黒字に。財政調整基金と特定目的基金の年度末残高の合計は535億円となり、4年で3.8倍に増えました。市税が堅調に伸びるなど、歳入の上振れが主な要因の1つです。市は、財政健全化目標が早期に達成できるとして、今年3月に策定したばかりの第2期改革プランを3年前倒しし、今年度末での廃止を決定。改革プランとは何だったのか。検証と総括を求め、決算に反対しました。

 

 

▶︎ のもとよしみ通信No.69より

 

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