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相模原市市議会議員 緑区
のもとよしみ

活動報告:目で見る市政の情報

急増する不登校の児童生徒 実態調査と学校を魅力ある場に

昨年度の本市の不登校者数は、小学校695人、中学校1375人の計2070人(グラフ参照)。過去最多です。コロナ禍後に急増し、全国に比べて中学生の伸びが顕著で、不登校の長期化も課題です。不登校の要因で1番多いのが、「学校生活に対してやる気が出ない」でした。社会につながり、自立に向けて歩む子どもがいる一方で、うつ状態に陥るなど深刻な場合も。寄り添った支援や対策が行えるよう、子どもの状況ややる気が出ない要因等を把握するための実態調査を求め、検討すると答弁がありました。

 

学校を魅力ある場に変えていく必要があります。一斉授業から、ひとりひとりの「好き」や「楽しい」や「なぜ」を追求していく、個別最適・協働的な学びの重要性を訴えました。また、フルインクルーシブ教育の実現を目指しつつ、その間もひとりひとりの子どもの「今」を大切にするよう促しました。

 

教員の不適切な関りは、子どもの自己肯定感を下げ、問題行動や不登校にもつながります。通常級、支援学級を問わず、すべての教員が子どもの行動への肯定的理解を深め、対応法を学び、支援の質を上げていくこと、特別支援学校との人事交流、通級指導教室の全校設置を求めました。

 

※4 障害の有無等で学びの場を分けず、多様性を認め合い、すべての子どもが地域の学校、通常学級で学ぶ教育

※5 通常の学級に在籍し、対人関係やコミュニケーションなどに課題を感じている小・中学生が通室する「サポートルーム」(小中各6校)と「きこえとことばの教室」(小5校)がある。

▶︎ のもとよしみ通信No.70より

 

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