- 相模原市政
危険ブロック塀等の撤去に助成
学校プールのブロック塀の倒壊で、児童が亡くなったことを受け、相模原市でも確認作業が進められています。
2.2ｍ以上のブロック塀は、すべて建築基準法違反です。1.0～2.2ｍであっても、決められた補強が必要です。
相模原市教育委員会では、全市立小中学校72校に、危険なブロック塀はないか確認し、速やかに報告するよう指示。
また、通学路についても、倒壊の恐れがあるブロック塀や石積みの塀などがないか点検し、劣化や亀裂、傾きなどがあれば7月末までに提出するよう指示を出しました。
通学路の安全点検は、毎年、PTAなどで行っていただいていますが、主に交通安全や防犯の視点での点検となっています。防災の視点から、改めて点検していただくことが重要です。
市では、危険ブロック塀等の撤去に助成をしています。通学路や重点地区（市内小学校の敷地境界からおおむね500ｍ以内の範囲で市長が定める地区）は補助対象経費の3/4（上限15万円）、それ以外の一般地区は1/2（上限10万円）です。
24年度から始まったこの制度。
これまでに70件（24年度：7、25年度：24、26年度：17、27年度：8、28年度：7、29年度：7）の実績があります。
大阪の地震後、問い合わせが増えているそうです。
ぜひ、みなさんの家や地域でも、危険なブロック塀がないか、確認してください。
補助金に関する問い合わせ先
相模原市 建築・住まい政策課 042‐769‐8252
http://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/kurashi/sumai/1007980.html