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津久井やまゆり園事件から2年
2年前の7月26日。相模湖駅での駅頭中に、津久井やまゆり園で凄惨な事件を知りました。今日は、犠牲となった19名の命日です。
みなさんを偲び、また、事件を風化させないよう自分を戒めるため、1日を黒服で過ごしました。
午前中、献花しようと園を訪ねましたが、園の外に作られた献花台の周りには、カメラやメモ帳を手にした多くの報道陣が待ち構えていました。そんな状況で、どうしても献花する気持ちにはなれませんでした。
夕方、改めて献花に。
どうか安らかにお過ごしください。ご家族の心の傷が少しでも癒えますように。そんな祈りを込めて、優しい色合いの、19本のカーネーションを選びました。
去る23日に南区のグリーンホールで開催された追悼会では、利用者のご家族や献花に訪れた障害のある方とそのお母さとお話しできました。
事件から今日までの苦しい日々。犯人を許せないこと。これからのこと。
この事件がいかに多くの方に衝撃を与え、多くの方を苦しませ、今なお苦しめているのか。その波紋の大きさと深さを痛感しました。
助かった方も亡くなった方も、利用者のみなさんやご家族が、平穏に暮らせる日が、一日も早く訪れることを願っています。