- 相模原市議会報告
12月議会 陳情「地方自治の堅持・尊重について」
<トピックス その3 陳情「地方自治の堅持・尊重について」>
2年にわたり、採決を保留してきた陳情「地方自治の堅持・尊重について」。内容は、沖縄県民の民意を尊重して、辺野古への新基地建設計画を白紙に戻してほしいというもの。
これまでは、採決をすべきという立場と継続を求めるという立場があり、相模原市議会では、全会一致でないと意見書は出せない決まりがあり、やむなく継続に同意してきました。
前回の総務委員会では、継続を主張する理由が、「知事選の結果を待ちたい」ということでした。
知事選の結果がすでに出た12月3日の総務委員会。採決になるかと思いきや、自民党会派からは、「知事選は、基地問題だけでなく、いろんな政策のパッケージでの判断。住民投票の結果を待ちたい。」と継続が主張されました。
のもとが所属する颯爽の会は、採決を主張。自民党会派に欠席の委員があり、継続について計った結果、採決することに。採決でも、賛成が多数になりました。
国の動向を待つ与党の会派。地方の自治は、これではないがしろになってしまいます。
地方議会として、どう判断するのか。
沖縄は、県民投票の行方も暗雲が立ち込めています。基地をなくしたいのは、沖縄県民の悲願。なのに、普天間基地を抱える自治体と辺野古移設反対を訴える県民との間には、分断が生じています。
政府を動かすには、沖縄以外の世論が重要です。