- 日記・コラム・つぶやき
- 活動日誌
医療と介護の報酬改定に現場は混乱
主に津久井地域で、在宅医療や介護を支えている医師、看護師、ケアマネ、薬剤師、マッサージ師など、他職種の集まりに参加。
医療と介護報酬のダブル改定で、現場はその対応に追われている。制度改正が頻繁で、しかも急過ぎる。自治体も病院や事業所も、いつも振り回される。
今回の改定への対応を意見交換する中で見えてきたのは、介護人材の処遇の悪さ、事業所運営の難しさ、人材不足を補うIT化を進める上での課題・・・。制度上の構造的な問題の数々であり、医療と介護の格差の広がり、現場を知らない理念上の改定も感じられる。
「改定が行われる度に、経済格差が広がっていく」というケアマネさんの言葉。利用者さんやその家族と日々向き合っている人の言葉だけに、鋭く胸に刺ささる。
これからやってくる超高齢化社会の深刻さを痛感させられた。
この地域に、「顔の見える関係づくりで、地域住民が安心して最期までその人らしく生きられるよう支えていこう」、そんな有志の集まりがあるのは、本当に心強い。
自治体や国は、目の前のソロバンを弾いて、改革を進めていく。
人生を支え、安心な労働環境を整え、経済のいい循環へとつなげる改革が抜本的に必要だと思う。
このままだと介護人材不足や介護難民、医療難民の問題が深刻になるばかり。
国のめざす目的も頓挫してしまう。
机上の空論ではなく、現場を持つ自治体がしっかりしていかないと！
私は、私の持ち場で頑張らなきゃ！
