- 相模原市政
放課後等デイサービス
障害のある児童が、放課後に療育を受けながら、過ごす放課後等デイサービス。
そのサービスを利用しているお宅に、4月6日付で市役所から通知が。この通知を見て、いったい何人の保護者が理解できたというのでしょう。
いきなり自分の子どもが、「該当」、「非該当」と区別されています。「該当」であっても、「非該当」であっても、深く傷つき、不安になっていらっしゃるはずです。
実際、放課後等ディサービスの事業所や市の障害福祉相談課には、問い合わせが相次いでいるそうです。
なぜ、うちの子は、非該当なのか。このままサービスを利用できるのか。事業所に迷惑をかけるのではないか・・・・。
国の障害福祉サービスの報酬改定があり、児童の状態で、指標に該当する児童かどうかを判断し、該当する児童が50%以上か50%未満かで、事業所に支払われる基本報酬が変わることになりました。
これまでの判定調査票を基に、国の指示に従って、機械的に該当、非該当を判断したそうですが、その意図や方法もこの文面から理解するのはムリな話です。
それに、事業所にとっては、経営に関わる大きな問題です。
国の通知が遅いことが一番の原因。県や市に案が示されたのは、2月13日。事業所への説明があったのは、3月28日。報酬改定に係る情報が県のHPにアップされたのが、4月6日。
事業所は、保護者あてに前述の通知が届くことを知らされていなかったそうです。
タイトな日程であったことは理解しますが、配慮のかけらもない通知を出したことは、本当に残念でなりません。
猛省を促すとともに、丁寧な対応を求めています。
通知を受け取った保護者の方で、わからないことや判定に疑問がある場合は、各区の障害相談課にお問い合わせください。また、お困りのことがあれば、私にご連絡ください。
この改定で、児童や保護者、事業所にどのような影響が出るのか、その点も心配です。注意深くみていきながら、必要に応じて、市や国に働きかけていきます。